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ライブ聴きに行きました。
いつもセッションでお世話になっているユキさんのライブ。
仕事終わってからチャリンコ走らせて、遅刻しましたが、1st setの途中で到着。 フリージャズなので、何も考えずにぼ〜〜っと聴く。 フリージャズはこういう聴き方が一番いいんです。少なくとも私には。 いい気分で聴ければおっけ〜!
1st set後の休憩のとき、近くに座っていた、この店の常連さんらしい人の会話が耳に入る。 なかなか面白くて、耳をそばだてる。 お1人が、演奏を酷評しておられる。 いや、演奏自体は悪くないが、こんなのは自己陶酔ではないか、と言う。 もうお一方が、いや、こんなちいさなライブハウスだからそれでいいんだ。それを楽しみに来ているお客さんがそれで満足して楽しんで帰ればそれでいいんだ、と。 酷評されている方は、いや、音楽と言うものは、メロディーとか、何か印象に残るものを持って帰りたい。しかしこの演奏は、聴いている時にはそれで悪くないが何も残らないではないか、と言う。 少々お酒が回っての議論。
私は、演奏している人も陶酔して、聴いている私もその陶酔の中に引き込んでもらえればとっても満足だけどなぁ、と思いながら聞いていた。
酷評されていた方が、「ほな、サイナラ」と言って席を離れたので、てっきりご不満で帰られたのかと思っていた。 が、2nd setが始まる時にまた席に戻ってこられた。
再び演奏が始まった。1st setよりももっともっと熱が入る。 酷評されていたはずの方、なにやら様子が変わってきた。 リズムを取ったり、掛け声を掛けたり…。
演奏が終わり、しばしの沈黙の間。そして拍手。 この間がいいんですよ。即拍手が来たらなんか気分がぶち壊しになることってありますよね。 今日はお客さんもいい間を与えてくれました。
先ほどの議論のお二人も、本当に満足したご様子。
ユキさま他プレーヤーの皆様、本当にいい時間をありがとうございました。
日時 2008年11月29日 23:53 |
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Annie
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